由来や特徴、アイスの場合
■カフェラテ
語源
カフェラテはイタリア発祥の飲み方です。
cafe(カフェ=コーヒー)|latte(ラッテ=牛乳)
味わいの特徴
ミルクの甘味を強く感じられ、エスプレッソの苦味と調和が取れている。
アイスの場合
冷たいミルク8:エスプレッソ2
■カプチーノ
語源
カプチーノもイタリア発祥の飲み方です。
カトリック教会の一派であるカプチン修道が被る頭巾、カプッチョ(cappuccio)が語源です。
色合いやミルクを注いだ際のフォルムが似ていることでカプチーノと呼ばれたそうです。
味わいの特徴
カフェラテよりもビターな味わいです。
カプチーノはカップが小さく、エスプレッソの割合が高いです。
さらにスチームドミルクは空気を含み、ミルクのかさが増している状態なので、より濃厚なエスプレッソの味わいを楽しむことができます。
アイスの場合
カプチーノにアイスはありません。
カフェラテとカプチーノの見分け方
カフェラテとカプチーノは、スプーンで泡をすくうと簡単に見分けられます。
泡の層が薄く、角が立たない場合はカフェラテ、泡の層が厚く、角が立つ場合はカプチーノです。
■カフェオレ
語源
カフェオレはフランス発祥の飲み方で、正しくはカフェ・オ・レです。
café(カフェ=コーヒー)|au(オ=前置詞)|lait(レ=牛乳)
味わいの特徴
さっぱりと楽しむことができます。
カフェラテやカプチーノに比べると、牛乳の甘味や濃厚さは弱く感じます。
アイスの場合
冷たいミルク5:ドリップコーヒー5
■カフェモカ
語源
こちらは、アメリカが発祥の飲み方です。
「モカ」とは、エチオピア・イエメンのコーヒーの総称です。
非常に品質が高く甘みのあるモカコーヒーを何とか再現できないかと考え、通常のコーヒー(カフェラテ)にチョコレートを加えたと言われています。
従って、「モカコーヒー」と「カフェモカ」は、全く異なる飲み物ですのでご注意ください。
「モカ」について詳しく知りたい方はこちら!→エチオピアコーヒーの歴史と魅力 「モカ?」「イルガチェフェ?」
味わいの特徴
これまで紹介した飲み方よりもチョコレートの甘味がある為、コーヒーをそのまま飲むことが苦手な方にオススメの飲み方です。
また、ホイップやマシュマロなど、様々なアレンジを加えて提供するお店もあります。