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コーヒーのいれ方や、身近で手に入るコーヒーレビューなど
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ファミリーマートの2021年版「高級モカブレンド」を一度飲んでみてほしい

年々進化が止まらないコンビニコーヒー。
その中でも2021年版ファミリーマートの「高級モカブレンド」は、120円という価格では考えられないほどクオリティーが高いです!

私も週に1回は必ず飲んでいる高級モカブレンドを今回はご紹介します。

実は2019年からファミリーマートではモカのブレンドを販売しております。
過去のモカブレンドと比較して、今年のモカブレンドがなぜ美味しくなったのか個人的に分析してみましたので、是非最後までお付き合いください!

2019年からファミマのコーヒーは進化を始めた

紙コップに注がれたコーヒー
ファミマのコーヒーが大きく進化したのは最近の話です。
ファミリーマートは長らくエスプレッソ方式のマシンを採用していましたが、
2019年よりドリップ式のマシンへと移行しました。

簡単に説明をすると、
エスプレッソは圧力を利用して少量の濃厚なコーヒーを抽出します。
これをお湯で割ったものがアメリカーノと言います。(従来のファミマのホットコーヒー)
ちなみにエスプレッソにミルクを注いだものがカフェラテになります。


カップに入ったアメリカーノ
このような泡が浮いているコーヒーはアメリカーノです。
エスプレッソにはクレマというオイルの泡が浮き出てきます。

エスプレッソは圧力で一気に抽出を行うため、コーヒーのポジティブな面もネガティブな面も抽出され、オイリー感があります。
アメリカーノは好き嫌いが分かれる飲み方です。


ハンドドリップでコーヒーを淹れる
対してファミリーマートが2019年に導入したドリップ式は多くの方がイメージしやすいと思いますが、コーヒー粉にお湯を通して抽出する方法。

喫茶店などで提供されるホットコーヒーはドリップ式が多く、
やはり日本でホットコーヒーを楽しむ場合には、ドリップ式の方が雑味も少なく、日本人には馴染みのある味わいに仕上がります。

2019年の「エチオピアモカ」

紙コップに入った2019年のファミリーマートのホットコーヒー
source: https://www.family.co.jp/company/news_releases/2019/20190930_02.htm
そんなマシンの入れ替えに合わせて、ファミリーマートでは「モカブレンド」としてスペシャルティコーヒーの販売も開始しました。
当時はその情報に衝撃を受け、すぐにお店へ足を運びました。

飲んでみると確かに、通常のコーヒーとは異なり、コーヒー豆の個性が感じられるコーヒーに仕上がっていました。
しかし印象としては「寄ったついでにせっかくなら購入する」程度のクオリティでした。

ちなみにモカとは、エチオピアとイエメンのコーヒーの総称となる銘柄です。
エチオピアコーヒーについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください!

エチオピアコーヒーの魅力 「モカ?」「イルガチェフェ?」

2020年から始まった「高級モカブレンド」

ファミリーマートのホットコーヒー2
 source: https://store.bluebottlecoffee.jp/pages/dripbrew
そんなファミリーマートが2020年に販売を開始したのが「高級モカブレンド」です。

この2020年版「高級モカブレンド」は、
モカ特有の花のような香りはしっかりとあり、「これが120円なら十分満足できる」という印象でした。

しかし当時のファミリーマートのキャッチコピーとして「甘味」を主張していたのですが、
同時期にセブンイレブンで販売されていた、「グアテマラブレンド」の方が甘味も強く、品質の高さを感じられました。

※ちなみにセブンイレブンでは2021年は「グアテマラブレンド」ではなく、
「高級キリマンジャロブレンド」が販売されています。

2021年の高級モカブレンドは完成形

コーヒー豆をブレンドする
2020年と名前もカップも同じままの販売となりましたが、
間違いなくマイナーチェンジされており、今年の高級モカブレンドはかなりクオリティが高いです。


2020年と比べて甘味と、味わいに奥行が出たような印象です。


ここからは完全に私の推測なので、間違えている可能性もあるのでご了承ください。
おそらく高級モカブレンドは、エチオピア(モカ)と南米系の豆(ブラジルやコロンビアなど)をブレンドしていると推測します。


今考えてみると、2020年版はエチオピアと他の豆にまとまりがなかったように感じます。
まとまりのないブレンドは、後味の余韻が弱く、非常に極端な例えではありますが、ノンカロリー飲料の後味のようなイメージです。

2021年版はそこが改善された為、ブレンドとしての完成度が高いのかと考察します。
その結果、モカ特有の香り高さをそのままに、後味もまとまりがあって甘味を強く、奥行きのある味わいを感じられるのかと思います。

この味わいのクオリティは、コーヒーショップで提供まで5分少々かかり、値段が300~400円するコーヒーだとしても文句はつけないレベルです。

唯一懸念されるのは”劣化”しないかどうか

コーヒー豆を焙煎する
少し不安なことは、今後提供を続ける上でコーヒー豆が劣化してしまわないかという点です。
焙煎度合いは中深煎り~深煎り(シティ~フルシティ)ですが、コンビニコーヒーという括りで考えると、かなり浅い焙煎です。


コーヒー豆は浅い焙煎になればなるほど酸化やアロマの放出による味や香りへの影響を受けやすくなります。
よって深煎りの方が長期保存には向いています。

焙煎をどのくらいの頻度で行っているのかはわかりません。
しかし、仮に焙煎してから2カ月3か月経った豆を使用するオペレーションになっているのであれば、もしかしたら現在(2021年10月)のクオリティの維持は難しいかもしれません。

劣化せず美味しいままなのかは、今後も飲み続けて追記します!

最後に

私たちが日々思うことは、
「美味しいコーヒーを一度飲んでもらうきっかけ作りが非常に難しい」ということです。
そんな中で、コンビニコーヒーがこのレベルまで来ていることは、多くの方が美味しいコーヒーに触れる機会が増えているということですので、非常にうれしく思います。


120円でこのコーヒーが飲めてしまうというのは非常に良い刺激になります。
決して私たちが提供をするコーヒーは安くはありませんが、価格以上の感動を与えられるコーヒーを作ろうと前向きな気持ちになりながら、いつも高級モカブレンドを頂いております。

是非一度、皆様にも飲んでみてもらいたい高級モカブレンドのご紹介でした!

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